2016 南インドへ!アーユルヴェーダ・パンチャカルマの旅

インド

初めてのインド、初めてのパンチャカルマ

アーユルヴェーダを学び初めてから、南インドやスリランカにはアーユルヴェーダドクターがいて、ドクターの診察を受けてトリートメントメニューを組んでもらい毎日トリートメント三昧のパンチャカルマというものがあることを知りました。

ディナチャリアに沿った生活、ヨガ、ベジタリアン生活、トリートメント…どう考えても自分の好きなことだらけの生活。体験してみたい!という一心で、それまで全く興味のなかったインドへの旅行を考え出し、日々インターネットで検索。初めてということで、不安も大きかったので、南インド在住の日本人コーディネーターさんのサイトを見つけてやり取りをし、滞在施設の選定をしてもらいました。

The Health Village

滞在したのは、アーユルヴェーダオイルや薬なども作っている会社の滞在施設 The Health Village でした。

ドクターのいる場所には、地元の日帰り治療の方も毎日訪れるような、リゾートというよりは病院+滞在施設といった感じです。

私のお部屋からの景色はこんな感じでしたー。

でも、ドクターやナースはとても親切かつ親身に話を聞いてくれるし、セラピストさんも丁寧にトリートメントしてくれるし、ヨガの先生はとても素敵な方だし…と大満足の滞在となりました。

雰囲気が神聖で、丁寧に指導してくれたラジーブ先生。先生の指導が好きで、午後の自由時間に2回くらいプライベートレッスンもしていただきました。頑張って練習した後なので、髪ボサボサですが笑

施設でのスケジュール

到着したのが朝方だったので、午前中からドクターの問診、トリートメントから始まりました。

前日の昼頃に仙台を出発、夕方成田からインドへ飛び夜中にデリーに到着、空港で5時間待機してコーチンに移動というスケジュールだったので到着時点でヴァータが乱れまくってグッタリ…状態だったのでオイルが心身に染み渡りました。

通常の1日のスケジュール

  • 6:00 ナースによる血圧チェック。お部屋まで来てくれます。
  • 6:30〜7:30 朝のヨガ: 呼吸法や太陽礼拝など、伝統的なシヴァナンダヨガでアクティブに身体を動かすような時間でした。
  • 7:30〜8:30 朝食:南インドの食材を使ったアーユルヴェーダ料理。美味しすぎてついつい食べすぎちゃいました…
  • 9:30〜10:30 トリートメント:ドクターが作ってくれたメニューに沿ってセラピストさんが施術してくれます。
  • 10:30〜12:00 自由時間:トリートメント後なので、あまり風に当たらないように、お部屋でのんびり過ごすのがオススメされています。
  • 12:00〜13:00 昼食
  • 13:00〜18:00 自由時間:ドクターに相談して、軽めのトリートメントの日は外出の許可をもらい、デーツやスパイスが豊富に揃えてあるスーパーに行ったり、観光地に行ったりしました。ヴィレーチャナ(下剤法)やシロダーラなどのパワフルなトリートメントの日は外出を控え、出来るだけゆっくり過ごすように言われます。
  • 18:00〜19:00 夜のヨガ:プラーナヤマ(呼吸法)とメディテーション(瞑想)がメイン。夜の快適な眠りのために心身共にクールダウンするような時間でした。
  • 19:30〜20:30 夕食
朝食はフルーツ、豆料理、インドの朝食の定番イドゥリ(蒸しパン)などが多かった。これが美味しすぎて、止まらない…
ヨガホール。クラスは自由参加ですが、朝・夕方共に絶対参加した方がいい!とても良い時間でした。
昼食や夕食はこんな感じ。南インドはライスメインで、味付けもスパイシーなものばかりではないので、本当に美味しい!そして、ついつい食べすぎてしまう…

私が施術してもらった Virechanam というトリートメント

毎日のトリートメントは、体質に合わせてドクターが処方したオイルでのアヴィアンガ(セラピスト2人1組で左右対称の動きで全身にオイルを塗り込んでくれるトリートメント)なのですが、それぞれの症状に合わせて、出ている症状を治療するためのパワフルなトリートメントも組み込まれます。

私の場合は、ヴィレーチャナという、いわゆる下剤を飲んで全てを出すようなトリートメント。

朝6:00 いつもの血圧チェックにナースが来て、その時に下剤を処方してもらいます。これが意外と美味しかった!笑

絶対仕事できるタイプのナースさん。ヴィレーチャナのお薬を準備してくれているところ。この黒い物体、私は結構好きな味でした。

少しすると胃もたれのような胸焼けのような感覚に襲われ、7:30くらいからはひたすらトイレに駆け込み…計7回くらいは行きました。

暖かい白湯でたっぷり水分補給しながら、部屋でゴロゴロして過ごします。

実は私、下剤が大の苦手だったのでちょっと怖かったのですが、日本で飲む薬の下剤とは全く違い、腹痛もなく、苦痛を感じずに終了しました。

11:00頃には、お腹もぐーぐー。お腹に優しい Rice Porridge (おかゆ)と緑豆のスパイス煮をいただきました。

空っぽの身体にスーッと染み渡り、食べ物への感謝をいつもより感じられる時間でした。

ライスポリッジ&緑豆の煮物。

南インドコーチン付近で観光&ショッピング

ドクターからOKをもらった日程で、施設があるコーチン付近で観光やショッピングも楽しみました。

Lulu mall という大型ショッピングセンターで豆、スパイス、デーツ、ココナッツオイルを購入。
ジャイプール発、ブロックプリントが可愛いANOKHI。ツボすぎて、ストール、ポーチ、エコバックなど大量購入。今も大切に使っています。
Old Harbour Hotel のカフェでお茶しました。写真取り忘れたけど、とっても素敵な空間でした。

ANOKHI や Old Harbour Hotel は、Fort Cochin というエリアにあるのですが、お土産屋、カフェ、教会などがたくさんあり、ザ・観光地!という感じでした。

観光時間がほんの少しだったので、行きたかった教会とお店を回って終了だったのですが、今調べてみると、ベジタリアンカフェなんかもあったりするので、またゆっくり行ってみたい場所です。

旅の終わりに感じたこと

あっという間に1週間が終了。最後にもドクターの問診があり、アーユルヴェーダオイルや薬を処方してもらいます。

帰ってからも家でケアできるようにたっぷり処方してもらいました。

当時書いていた最終日の日記にはこんなことが書いてありました。

ゆっくり流れる時間、自分の心身のためになることだけに集中する時間だった。すごく贅沢な時間だったなぁ。

心身ともにクリアになっているからか、いつも読んでも進まなかったヨガスートラも読み進めることができた。

「過去の行いが今につながり、今の行いが未来を作る」

当たり前だけど、とても大切なことを改めて感じた滞在だった。

いつも旅行に行くと帰りたくない気持ちだけが大きかったけど、なんだか今回は違う。

もちろん帰るのは寂しいけど、帰ってから自分にできる心身に良い生活しようと思えていて、目の前のことにまっすぐ向き合って頑張ろうという気持ちになっている。

まぁ、70%くらいは、毎日ここで、こんな生活できたらなぁって思ってるけど…

いつかヨガやアーユルヴェーダの勉強で、またケララに来たいなぁ。

2016 南インド滞在日記より

30%くらいは、前向きな気持ちだったようです…少ない?笑

最終日夕方発のフライトだったので、午前中のトリートメントや昼食もしっかり食べてからの出発となりました。

本当は2週間以上が推奨されているパンチャカルマ滞在、この時はどうしても1週間しか時間が取れずでしたが、最初から最後まで大満足の初南インドとなりました。

Mayumi

Hale Nika 主宰

アーユルヴェーダのドーシャは、ピッタ・カファ。
趣味は、旅行、ヨガ、アーユルヴェーダごはん作り、八百屋・産直巡り。
インド占星術、数秘学、アーユルヴェーダ薬草学にも興味あり。

子供が産まれてから、海外旅行に行けていないので、ハワイ、バリ、スリランカあたりに家族旅行で行きたいとこっそり思っている。

2015 カウアイ島 Hale Pule にてヨガとアーユルヴェーダを学ぶ
2017 カウアイ島 Hale Pule にてマルマトリートメントを学ぶ
2017 スリランカにてアーユルヴェーダパンチャカルマを体験
2018 Hale Pule にてアーユルヴェーダクッキングを学ぶ
2018 Hale Pule TTにアシスタント(見習い)として参加
2016&2018 南インドにてアーユルヴェーダパンチャカルマを体験

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