2週間のパンチャカルマ
ジャイプールでの2日間の滞在を終えて、念願のパンチャカルマへ!
前回の南インドは仕事もしていたので、1週間だけでしたが、この時は仕事も辞めていたので、本気の2週間!のんびり、リゾート気分でゆっくりもしたかったので、自分で色々検索して見つけた施設と英語でメールのやり取りをして予約をしました。
Somatheeram Ayurvedic Health Resort
滞在したのは、ティルバンダプラム空港から、車で2時間くらいの場所にある、Somatheeram という施設。海沿いにあり、プールなどもあるようなリゾートタイプのアユルヴェーダ施設です。
初日は、夕方到着だったので、30分ほどのアヴィアンガ(オイルトリートメント)と、夕食を食べて終了。翌日から本格的な治療が始まることになりました。
施設でのスケジュール
もちろん、ここでもアーユルヴェーダディナチャリヤに沿ったスケジュールで生活していきます。
通常の1日のスケジュール
- 6:00 起床
- 6:30-7:30 プラーナヤマ&メディテーションクラス
- 7:30-9:00 ヨガ
- 9:00-9:30 朝食
- 10:00 ドクターのコンサルテーション
- 10:30-12:30 トリートメント
- 13:30-14:30 昼食
- 〜午後や夕方のヨガクラスに参加したり、プールで泳いだり〜
- 19:00 夕食
自由参加ではありますが、プラーナヤマ&メディテーション、上級者向けヨガクラス、中級者向けヨガクラス、初心者向けヨガクラス、料理教室(見学型)など日中や夕方にもプログラムが充実していて、2週間ですが飽きることなく過ごすことができます。
リゾート型ということで、年配の方も多く、ヨガクラスには参加せずに、プールサイドでのんびり…という方も多くいました。
私は、この2週間で思いっきりデトックスするぞー!という気持ちで来ていたので、ドクターから NGが出た日以外は参加できるクラスにほとんど参加するというアクティブ生活をしました。
ここでも出会ってしまった、仙人ティーチャー
前回の南インド滞在でも素敵な先生と出会いましたが、今回も出会ってしまいました。
とても柔らかい雰囲気で、メディテーションクラスの時はゆったりと、でも上級者向けクラスの時は色んなポーズにチャレンジさせてくれるような素晴らしい先生でした。
カウアイ島でも1度だけ経験したのですが、メディテーション中にまぶたの上がふわぁと熱くなって、その後パーっと明るくなる感覚(←表現が微妙ですが…笑)、こちらでも4日目の朝のメディテーションの時間に感じることができました。この時は、目を開いた後、いつも以上にすごい幸福に包まれることができるんです。
その日の日記にはこんなメモが残っていました。笑
あの、仙人みたいな先生、絶対スピリチュアルな気がする!
2018 南インド滞在日記より
印象に残ったトリートメント
前半4日間は、アヴィアンガ→ハーバルバスで毒素が排出しやすい身体づくり。
5日目には、前回の南インド同様 virechanam という下剤浄化法をしてもらいました。
が、実は今回、南インドに来る前からあまりお腹の調子も良くなく、そしてジャイプールでも不調…だったため、下剤は少し弱いものにしようと先生に言われたので、2回くらいしか出ない…あれれ?の状態で終了してしまいました。
でも、自分の体調を整えてから来なかった自分の責任なので、そこはしょうがない。
ビックトリートメントの後の3日間は、とてもゆったりしているものだけど、パワフルなものばかりでした。この3日間が本当に極上!でした。
<アフター Virechanam のトリートメント>
- ジェントルマッサージ ライト版
- セラピスト二人で行うマッサージのライト版。なぜライトなのかというと、次のトリートメントがとってもパワフルだから、とのこと。
- Pizichli
- 身体版シロダーラ。温かいオイルを身体にずーとかけられ続けるという至福の時間。トータルで5リットル以上のオイルを使っているそう。ゴージャス!
- Shirodhara
- みなさんご存知、シロダーラ。脳の浄化や思考をクリアにしてくれる効果もあると言われています。こちらもオイルは2リットルくらい使っているそう。ただオイル流しているだけ、と思いがちですが、オイルを流してくれるセラピストさんのスキルが出るなあと感じています。もちろん、こちらでは、ウトウト、とろ〜んという気持ちになることができました。
- Nasya
- 鼻からオイルを入れて、口から出すという施術。首から上の浄化ができると言われているトリートメント。私は、体調を崩す時は喉と鼻から、そして頭痛も頻繁に起こるという話をしたので、このトリートメントを選んでくれたのかもしれません。
この中でも、初体験だったのが Pizichli という身体版シロダーラ。
想像するだけでも、気持ち良さそうですよね?
シロダーラの後、頭がスッキリして、ふわふわした感覚になると思うのですが、それが身体もなので終わった後はちょっとフラフラしながら部屋に戻りました。
少し休むと、すごいやる気に満ち溢れた状態で、何ならちょっとポジティブ思考すぎてちょっと興奮気味くらいの状態…ここでゆっくりすればいいものの、やる気を出して本を読み出したり、未来の計画を考えたり…ちょっとアクティブに過ごしすぎてしまい、夜寝れない…という日もあったくらい、とってもパワフルなトリートメントでした。
美味しすぎるアーユルヴェーダごはん
食事はレストランでのバイキング形式です。
全ての料理がどのドーシャを上げて、どのドーシャを落ち着かせてくれるのか書かれています。
そして、レストランには、アドバイサーのおじさんもいて、自分のドーシャを伝えると、オススメのワンプレートを作ってくれたりもします。
前半は自分の好きなものを食べていましたが、後半は何だか飽きてしまって、アドバイサーのおじさんに作ってもらうと、いつもとは違う組み合わせで新鮮に感じられました。
お腹の調子を崩していることを最初のコンサルテーションで伝えると、ランチの時にウエイターさんに声をかけてくれれば特別メニューを出ように手配するから、まずはそのスープを飲んでから食事をするようにと言われました。
酸味と苦味のあるヨーグルトスープのような感じ。
思ったより飲みやすくて、毎回美味しくいただきました。
まとめ
今回も素敵なヨガの先生との出会いあり、豊富な食事メニュー、経験豊富なセラピストさんと大満足の滞在となりました。
そして、この施設では毎朝ドクターのコンサルがあるので、日々の変化に合わせて色々とアドバイスをくれたり、それをトリートメントに反映させてくれたりと内部での連携もスムーズに取れている印象でした。
リゾート型なので、施設内にショップがあり、アーユルヴェーダスキンケアグッツなど購入できたりもします。
私は、今回は買い物はジャイプールで済ませていたので、こちらでは、スーパーに連れて行ってもらい、スパイスや豆など購入したくらいですが、結構大きな街だったので行く前に色々探してみると素敵なお店も見つかるかもしれません。
ただし、トリートメント中に外出すると、すごい疲れに襲われます…
私もほんの、2時間くらい買い物に出ただけだったのですが、グッタリ…でした。
パンチャカルマの旅をすると、私たちの感覚は整えるとこんなに繊細だったのね…と気づかされます。
今は子供も小さくて、インドを旅行先として選ぶのはちょっと難しいのですが、子供が少し大きくなったらまた行きたい!と思っています。
実は、行ってみたいところがあって、そこでは、パンチャカルマはもちろん、トリートメントを学べるプログラムもあるところで、日本人の奥様とインド人の旦那様がやっている場所。
以前、アーユルヴェーダごはんのケータリングをしたワークショップで通訳をされている方に、オススメの場所ないか?聞いた時も、ここの話が出てきて、やっぱり行きたい!と改めて思ったところ。
後は、スリランカももう一度リベンジしたい!
実は1度スリランカにもパンチャカルマに行ったのですが、ちょっと施設選びを失敗してしまい残念な思い出に…
でも、きっと素晴らしいところは他にあるはずなので、もう一度しっかり施設選びをして再チャレンジしたい!と思っています。
南インドよりも、ゆったりのんびりした雰囲気だった印象があるので、子供と一緒にスリランカ…もありかなぁと思ったり。(夫には猛反対されそうですが…笑)
いつかくるその日を楽しみに、頑張ろうと思います。
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