新年度が始まって2ヶ月が経とうとしています。
新しい環境や、チャレンジがあった方もそろそろ落ち着いてきた頃でしょうか?
そんな私も、子供の幼稚園入園という新しい環境のサポートをしている中で改めて感じた 準備と余白についてのお話です。
1/3のスペースを空けておく
アーユルヴェーダでは食べたものをしっかり消化できることが重要と言われています。
しっかり消化する過程の中で、必要なものは栄養となり身体を作り、いらないものは老廃物として身体の外に出ていきます。
消化の力を高めるためにさまざまなTIPSはあるのですが、その一つとして食べ過ぎないことが挙げられます。
食後「1/3 は固形、1/3 は液体、1/3 は空間」の状態であることがベストなバランス
そんな風に言われています。
これは、食事だけではなく他のことにも当てはまっていて、たとえばスケジュール。
ぎゅうぎゅうに詰まったスケジュールでは、何かあった場合にリカバリーが効かなくなり結果的にうまく回らなかった…となってしまいます。
でも、少しの余白があることでそれをカバーすることができますよね。
4月、スペース空けておいて良かった…!
私は今年の4月、仕事をセーブしました。
3月から本格的にアーユルヴェーダごはんの会を始めていたので、本来なら頑張らなくてはいけない時。
でも昨年子供が新しい保育園に馴染めず…ということが起こってしまい…
それに加えて、新しい仕事も任されていたので仕事も回らない。。。
心の余裕もなくなりてんやわんやの状態でした。
なので今年は「子供と向き合う!」という覚悟を持ってお休みを決めました。
結果的にいうと、休んでおいて本当に良かった…!です。
流行り病なのか、精神的なものなのかははっきりしませんが、3月卒園式の翌日から子供が体調不良で嘔吐…
4月の1週目から、幼稚園の預かりを利用予定でしたが、ほとんど行けず…
昨年のように予定を詰め詰めの状態だったら…と想像するとゾッとします。
子供の体調が回復してから、少しずつ幼稚園にも登園を始めました。
やはり最初は「ママがいないと寂しい」と甘えん坊モード。
可愛いんだけど、また今年もか…と思いつつ「向き合う」と決めて時間も空けていたからか私の心にも少し余裕が。
ご機嫌ななめくんの話を聞く気力も残っていたので、何とか乗りきることができました。
今年子供の話を聞きながら、ふと振り返ってみると、「そうなんだね、辛かったね、嫌だったね」
昨年の私は、その一言すら言ってあげられる余裕が全くなかった。
今年は、とにかく「受け止める、聞く、共感する」をしてみました。
それだけでも子供の中でも気持ちが消化されたのか、ご機嫌ななめな時間も昨年よりも少なかったように感じました。
今は、登園のバスに乗ること、お弁当を食べることが楽しいようで、頑張って通ってくれています。
「ママ、ちゃんと迎え来てね!来るんだからね!」と毎日繰り返しリマインドされますが(笑)
この春の学び
予定がしっかり埋まっている方が安心するタイプ(ピッタ体質の人は、同じ!と感じた方も多いはず)ではあるのですが、今年の春の経験から改めて「1/3 のスペース」を空けておくことは大切だなぁと感じました。
そして、準備と覚悟を持つことでこんなにも状況は変わるのか…と。
(もちろん、子供がこの1年で成長したこと、保育園の先生達も3月でお別れということを繰り返し伝えてくれていたし、幼稚園の先生達も事情を話して、サポートしてくれていたことも大きいのですが)
そして、やっぱり春は心と身体のバランスを崩しやすい!!
いつも嘔吐なんてしないのに、そういえば、昨年の同じ日も子供は嘔吐していたことを思い出しました。
冬のうちから、色々意識して過ごすこと、症状が出てしまってからは軽いうちにケアしてあげることが大切。
3年後ではありますが、小学校入学の時期もまた色々ありそうなので、何とか乗り切れたこの4月のことを忘れないでおこうと思います。
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