2017 2度目のカウアイ島で学んだマルマトリートメント

アーユルヴェーダ豆知識

2度目のカウアイ島

ヨガティーチャーズトレーニングが終わって2年。

帰国してからは、元々働いていた企業と業務委託契約をしながら、時々ヨガクラスを開催して…という生活をしていました。

契約の形態は変わったとしても、業務内容が楽になるわけではなく、結局激務に追われ、その安定した収入も手放せず、本当にやりたいはずのヨガクラスを止めてしまうことに…

自分の進みたい道があるはずなのに、どうしても収入の不安を手放せずに本気で向き合えない、でもヘルスケア関係の道に進みたい…そんな心のモヤモヤと、セルフケア不足でまたもや体調不良で、とにかく何とかこの状況を変えたい!

とはいえ、また長期で休むわけにもいかず、1週間で何かできないかと考えたときにやはり行きたいと思ったのは師匠のいるカウアイ島。拙い英語で、1週間ホームステイさせてもらい、トリートメントメニューを勉強させてもらえないか?と打診し、単身カウアイ島に乗り込みました。

マルマトリートメントとの出会い

限られた時間で学ぶトリートメントメニューとして提案してもらったのが、マルマトリートメントでした。

マルマとは、アーユルヴェーダ独特の身体のエネルギーポイントのことで、ツボとよく似ています。

そのポイントにオイルを付けた指先で優しく触れていくことで、エネルギーの流れを向上させ、自然治癒力を高めるというトリートメントになります。

私も最初に体験させてもらって驚いたのですが、圧をかけるというよりは、本当に触っているか触っていないかくらいの優しいタッチでトリートメントは進んでいきます。

そして、気が付いた時にはグッスリ眠ってしまい、目を開けた時にはスッキリ視界が明るくなったような感覚がありました。

ヴァータドーシャ(空・風)のエネルギーが乱れているときは、エネルギーが整う過程で眠くなってしまうことがよくあると教えてもらいました。

エネルギーに働きかけるトリートメントなので、施術者のエネルギーの流れもとても大切になってきます。

ここで学んだトリートメントでは、施術前にマントラを唱え場を整え、自分もグラウンディングし、ヨガの時のように丁寧に呼吸をしながら相手のエネルギーに対して働きかけていきます。

自分の良いエネルギーを使っているので、終わったあと、施術している方まで穏やかなエネルギーに包まれる…そんな不思議なトリートメントです。

身体全体と、フェイシャルを学んだので、いずれはサロンメニューとしても提供していきたいなぁと考えています。

こんな人におすすめ

自然治癒力を高めるという観点から言うと、全ての方におすすめできるメニューなのですが、実際にトリートメントを体験してみて、特にヴァータドーシャ(空・風)、そしてピッタドーシャ(火・水)の乱れを整えるのには特に良いのでは?と感じています

ヴァータドーシャが乱れているときはこんな症状が出てしまいます。

  • グッスリ眠れない
  • 注意散漫になってしまう
  • 何事も中途半端になってしまう
  • 手足が冷える
  • 便秘や下痢を繰り返す

ピッタドーシャが乱れているときはこんな症状が出てしまいます。

  • イライラしてしまう
  • 何事もやりすぎてしまう
  • 下痢
  • 〜炎と呼ばれる病気にかかりがち

こんな症状を感じやすい場合には、マルマトリートメントが力になってくれるかもしれません。

個人的には、ヨガニードラに似た感覚があるなぁとも思っています。

サロンメニューで施術するのがとても楽しみです。

Mayumi

Hale Nika 主宰

アーユルヴェーダのドーシャは、ピッタ・カファ。
趣味は、旅行、ヨガ、アーユルヴェーダごはん作り、八百屋・産直巡り。
インド占星術、数秘学、アーユルヴェーダ薬草学にも興味あり。

子供が産まれてから、海外旅行に行けていないので、ハワイ、バリ、スリランカあたりに家族旅行で行きたいとこっそり思っている。

2015 カウアイ島 Hale Pule にてヨガとアーユルヴェーダを学ぶ
2017 カウアイ島 Hale Pule にてマルマトリートメントを学ぶ
2017 スリランカにてアーユルヴェーダパンチャカルマを体験
2018 Hale Pule にてアーユルヴェーダクッキングを学ぶ
2018 Hale Pule TTにアシスタント(見習い)として参加
2016&2018 南インドにてアーユルヴェーダパンチャカルマを体験

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